西園寺育英奨学金

 立命館大学には、さまざま奨学金制度があります。
その中でもやはり中心となるのは、給付額も大きい「西園寺育英奨学金」でしょう。
この奨学金は、各学科ごとの成績優秀者に与えられる奨学金です。
後期学費が減免されます。ようするに、学費がほぼ半分になります。
文系よりも学費の高い理系だと、この恩恵は計り知れません。理系学部は1年間の学費は約150万ほどですが、
この奨学金を得ると約75万円も節約することが出来ます。
アルバイトなどで75万円をためようと思ったら、月に約6万円ほどの収入がないといけません。
時給1000円のバイトを1日3時間、週5日でこなしてやっとたどりつくような金額です。結構しんどいです。
 この奨学金を取れれば、もちろんそれだけしっかり勉強しているわけですから知識がすでに身についていますし、
さらにお金ももらえるわけですから一石二鳥。ぜひとも、意欲的に勉強に取り組んで、この奨学金を狙ってほしいと思います。

 ちなみに、どれくらいの成績で取れるのかというと、これが本当に学科によってバラバラなんです。
立命館大学は、各科目の成績評価に「GPA」というものを採用しています。評価は5段階ありまして、
一番成績の良いA+には「5」、 次のAには「4」、 Bには「3」、 Cには「2」、 単位不認定のFには「0」という評価が与えられます。
これまでの小学校〜高校にあった5段階評価ないし10段階評価と似たようなものです。
 そして、総GPAが3.8程度でもらえる学科もありますし、4.3あってももらえない学科もあります。
こればっかりは、その年の各学科の学生のレベルに大きく依存するので、「この成績をとったら大丈夫だ」という明確なものは
ないんですね。しかし恐らくは総GPAが4.5あれば、どこの学科でも通用するんじゃないかと思います。

 詳しい選考基準などは、入学後に各学部の掲示板などで確認する必要があります。取得単位数がいくつ以上である、などの制限があったり、
なぜかはわかりませんが、選考方法なども学部によって違うので(事前申請が必要だったりいらなかったりなど)。



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