数学

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 立命館・理系の数学は、赤本などでも言われているとおり、標準的な問題が多いです。
なので、そこまで難易度の高い問題集をこなす必要はないでしょう。
基礎を固め、出来る問題を確実に解けば、絶対に合格点である6割〜7割にたどり着けます。
見た目は確かに難しそうですが、あくまで見た目だけの問題なので、基礎的な知識がしっかりしていれば
「まったくわけわからん」という事態にはまず陥りません。安心してください。
 また、記述問題がほとんどなく、空欄に当てはまる答えのみを解答欄に書かせることが多いのも特徴です。
これはつまり、証明問題がほとんど出ないことを意味します(絶対出ないわけじゃないですよ)。
よって、証明問題をたくさんこなしても、立命館の入試対策としてはあまり意味がない、ということになります。
なので、証明問題は後回しにするのも作戦の一つになります。
 ただ、証明問題が出ないからといって楽になるばかりかといえば、そういうわけではありません。なぜなら、
「答えのみ書かせる」ということは、たとえ考え方・解き方の方針が合っていたとしても、途中の計算を間違えていれば
部分点も何も全くなく、全て0点として処理されるからです。
ゆえに、日ごろから考え方や解き方の方針だけでなく、計算結果そのものも重視するクセをつけておくことが大切です。

 とにもかくにも、立命館の数学は、しっかりとした基礎があれば絶対に乗り切れます。
基本的なことをおろそかにして難しい参考書ばかりに手を伸ばさず、じっくりコツコツ段階を踏んでレベルを上げていくことが
重要です。流れとしては、
教科書(基本的な考え方や、語句の意味を知る)→「青チャート」などの解法網羅系+各単元専門の参考書→
「1対1対応の演習」などの演習書

という風にすすむのが一番楽なんじゃないかと思います。
しかしあくまで一例なので、自分の勉強スタイルに合うように変化をつけることが大切です。
万人に通じる勉強法などは、絶対にありませんから。


 以下に、私がオススメする参考書を紹介しています。
 各参考書名をクリックすると、大手ネットショッピングサイト「アマゾン」へ飛べます。
 アマゾンなら、1500円以上のお買い物で送料無料になります。わざわざ本屋まで行ったのに
目的の本が無くて貴重な時間を無駄にした、なんてことが防げるのでどうぞご利用ください。


解法網羅(易)
高校これでわかる数学
高校これでわかる数学I+A 高校これでわかる数学II+B 高校これでわかる数学III+C
白チャート
基礎と演習数学I+A 基礎と演習数学2+B 基礎と演習数学3+C
教科書からはじめるのがめんどくさい人はこちらを。


解法網羅(標準)
青チャート
基礎からの数学I+A 基礎からの数学II+B 基礎からの数学3+C
赤チャート
数学I 数学A 数学II
数学B 数学III 数学C
教科書が終わればこれらの網羅系参考書へ。

 ところで、こういった参考書はとても分厚いので、出来るだけ早くはじめましょう。高3の夏休みには最低始めておきたいところです。
ただ、全ての問題をしないといけないわけではないので、立命の数学の傾向などを考えながらやる・やらないを判断しましょう。
 また、こういった解法網羅系の参考書は一冊やれば十分です。「白チャ終わったから青チャへ」なんてことはしなくていいです。
 それから、リンク先の購入者のレビューを見てもらっても分かると思いますが、解法網羅系の参考書は人によって
かなり評価が違ってきます。なので、まわりの意見に惑わされず、自分が良いと思ったならば迷わず解きすすめていきましょう。
かなりしっかりこなせば、これだけでも立命館の数学レベルなら合格点に達するだけの実力はつくでしょう。


単元特化参考書
微分・積分・極限
極限が本当によくわかる本 苦手だけど受験に必要な人
のための微分・積分
坂田アキラの数IIIの微分積分
〈極限・微分編〉が面白いほどわかる本
坂田アキラの数IIIの微分積分
〈積分編〉が面白いほどわかる本
細野真宏の微分が
本当によくわかる本―数III
細野真宏の積分〈計算〉が
本当によくわかる本―数III
数列
苦手だけど受験に必要な人のため数列 坂田アキラの数列が面白いほどわかる本
ベクトル
山本俊郎のベクトル
原則編が面白いほどわかる本
山本俊郎のベクトル
実戦編が面白いほどわかる本
細野真宏のベクトル〈平面図形〉が
本当によくわかる本
細野真宏の ベクトル〈空間図形〉が
本当によくわかる本
苦手だけど
受験に必要な人のためのベクトル

確率
ハッとめざめる確率 解法の探求・確率 苦手だけど
受験に必要な人のための確率
細野真宏の
確率が本当によくわかる本


二次関数・三角関数・指数関数・対数関数
坂田アキラの2次関数が
面白いほどわかる本
坂田アキラの三角関数・指数・対数が
面白いほどわかる本
細野真宏の2次関数と
指数・対数関数が本当によくわかる本
数と式
細野真宏の数と式
〈整数問題〉が本当によくわかる本



 各単元に特化して、詳しく解説した参考書。教科書などでは理解できないときにオススメ。
私が使ったのは、苦手だけどシリーズの微分積分と数列です。
微積のほうは、関数とは何か、といった基礎的なところからはじめてくれますし、
数学3に対して持っていた苦手意識を取り除いてくれた本でした。
 しかし扱う範囲は狭いので、あくまで入門書という位置づけで数日で読んでしまって次の本へ進むのが良いです。
数列はこれ1冊持っておけば大丈夫なんじゃないかと思うほど内容つまってます。
 ここで紹介しているすべての参考書は、「この単元についての良書はどれか?」といったときに
だいたい名前が挙がってくるものなので、内容そのものはどれも素晴らしいです。
あとは自分の肌に合いそうなものを使いましょう。


演習書
1対1対応の演習
1対1対応の演習/数学I 1対1対応の演習/数学A
1対1対応の演習/数学II 1対1対応の演習/数学B
1対1対応の演習/数学III 1対1対応の演習/数学C

 問題演習には「1対1対応の演習」が何よりもオススメです。
非常によくまとまった演習書であり、「まずは1対1を」という声がよく聞かれるほどに評価の高いものです。
立命館レベルの数学なら、ここまでやれば十分過ぎるくらいでしょう。


他にも、ここでは紹介していない参考書の情報などを検索したい場合には以下をご利用ください。
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