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受験の前に知っておく18のこと/11_大学はつまらない のバックアップ(No.2)



大学はつまらない

 「大学っておもしろいの?」という声をたまに聞くことがありますが、
大学そのものは大して面白くありませんよ。
学びとしての生活は、ただたんたんと講義があって、たんたんとレポートをこなすような毎日ですから。
大学受験予備校などでは名物講師たちが、出来る限りわかりやすくおもしろいものにしようと、生徒本位で 授業をすすめたりしてくれるのかもしれませんが、
大学の授業というのは基本的に「あんたら学生が私の授業についてきてね」という姿勢です。
上手いたとえ話を使ったり、道具を使って視覚にうったえたりなどの工夫は基本的にほとんど見られません。
私が今まで授業を受けてきた中で湧き上がった感想は、
それなりに予習しとかないと授業はただ眠いだけだというものです。
特に学年があがるとそれが顕著になると思います。専門科目も増えていくので、それに比例するように
専門用語も授業でより多く飛び交うようになります。
しかし先生方は基本的に、それらの用語はみんな知っているものとしてお話をされます。
なので、予習をしておかないと「用語の意味がわからない→授業が理解できない→寝る」
の悪循環に陥ります。授業なんて少しも面白いと感じなくなるでしょう。むしろ苦痛かもしれません。

 「なんだよそれ!噂と全然違うじゃん!」とお思いになるかもしれませんが、学生時代の生活を
おもしろくするかどうかはどうしても自分自身の行動次第になってしまうのです。
何もせずボーッとただ「何かおもしろいことないかな~」なんて受身でいてもずっとつまらないままです。
大学側から何かエンターテインメントを提供してくれる、なんてことはありませんからね。
自分の輝ける場所、例えばサークルでもいいし、部活でもいいし、バイトでもいいし、なんでもいいです。
そういった「メリハリ」の利く場所に自ら進んでいかないと、ほんっとうにつまらない学生生活になりますよ。
勉強についていえば、すすんで予習をして授業を理解できるようにする、などですね。

 「大学生活は良かった」と言う方は全員、自ら行動し、何かしらのことに打ち込んでいたはずです。
だからこそ「良かった」と言えるのです。
大学は良くも悪くも「自主性」です。待ってても何も面白いことはやってきません。積極的に動きましょう。