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全科目の効果的学習につながる普遍的な話/03_センター試験対策は必要?

Last-modified: 2009-05-23 (土) 05:11:54 (3462d)
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センター試験対策は必要?

 もちろん必要だと私は思います。
センター試験はマーク方式なので、問題は誘導形式です。
なので誘導にしたがっていけば、問題の難易度もそこまで高くないこともあり、だいたいは
解けるようになってはいますが、やはりこういったタイプの試験には慣れておく必要はあると思います。

 がしかし、3ヶ月も4ヶ月も前から、こればっかりに対策を講じる必要はないでしょう。
せいぜい赤本で今までの過去問を全てやり、慣れておく程度でしょうか。
先にも言いましたがセンター試験の難易度は、むちゃんこ難しいものではありません。
しっかり学習が出来ていればそんなに困ることは無いはずです。
なのでセンターばかりに注意を向けるのは時間の無駄であると思います。
その時間を利用して、2次試験対策をするか、範囲外ではあるけれど知っておくと便利なことなどを
身に着けておいたほうがよっぽど得策です。
センター試験も、たまにセンターレベルを超えたような問題が出ることがあります。
もしそういった問題が出た場合、センター対策のみに時間を割いていた人は手も足も出ないでしょう。
結果、2次対策をしていた人が勝つだけです。
いくら「センター試験であんな問題を出すなんてひどい!」と声だかに叫んだとしても、むなしく響くだけ。
結局は「勉強してなかったヤツが悪い」で片付けられてしまうのです。

 たしか2004年度であったと思いますが、数学2Bの試験において、
「aを限りなくbに近づける」という、数3の範囲である「極限」の考え方と同じものが出てきた事がありました。
「センター対策が大事だ!」と、かたくなに数学2Bの範囲のみ、それもマーク式問題ばかりに触れていたような人は
おそらく、「限りなく近づける」なんて概念を聞いたことも見たことも無く、面食らったでしょう。
事実、この問題が出た年の2Bの平均点はなんと45点台でした。おそらく史上最低点だったと思います。
しかし一度でも極限に関する問題に触れたことがある人なら、なんてこたぁーない簡単な設問でした。
この場合でももちろん、「再試験」なんて配慮はありませんでした。

 この2Bがとくに典型的な例ですが、最近のセンター試験はどうも計算だけをさせるものから、数学的に
しっかり考えさせて解かせる問題に変わってきているようです。
これはつまり、単純にセンター用問題集をこなして対策することや、マーク方式独特のテクニックを用いることが
困難になってきていることをあらわしていると思います。
2005年度から過程が変わるのでどうなるかはわかりませんが、今までの流れは確実にそうなっています。
2000年の数学2Bと、2003年・2004年の数学2Bの問題を見比べてみると、ハッキリわかるでしょう。
なのでやはり、センター対策として一番なのは、形式に慣れる程度に過去問をやり、あとは2次対策向けの発展的な
学習をどんどんしていくことだと思います。
間違っても、センター対策に命をかけることはやめましょう。