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全科目の効果的学習につながる普遍的な話/15_頭が起きるまで時間がかかる

Last-modified: 2009-05-23 (土) 05:13:22 (3462d)
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頭が起きるまでの時間

 朝起きて3秒後に、数学の入試問題や難しい英文を見せられても読む気がまず起こらないでしょう。
我慢して問題文を読んでみても、頭に全然入ってこないと思います。
このように、脳は起きた直後から最高のパフォーマンスが出来るわけではありません。
最高の状態にまで頭が達成するには、結構時間がかかります。
どれくらいかかるかというと、3時間はかかると言われています。
つまり、最高の状態で試験に臨もうと思ったら、最低でも試験開始3時間前までには起きないと いけません。
そうでないと、脳がボンヤリした状態で受けることになってしまい、普段なら簡単にわかることでも
わからなくなってしまう可能性があります。
なので、試験当日は、最低でも開始3時間前には必ず起きておきましょう。
 ところで、ここで
「頭が起きるまで3時間かかるってことは、起きてから3時間後に勉強をはじめるほうがいいの?」
という疑問が起こるかもしれません。
 ですが、「トレーニングと、本番に向けてピークを合わせることは違う」のです。
例えばスポーツの世界では、日々試合に向けて激しいトレーニングを積むわけですが、
試合が近づくにつれてだんだん練習量を落とし、試合当日に最高のパフォーマンスが出るように
調整をして「ピーク」をあわせていきます。
試合前日または直前にまで激しい練習をしていたら、疲れてしまって試合でいい動きができるわけありませんからね。
このように、基本的には日々のトレーニングの中では「質より量」が重視され、
試合が近づいて来るころには「量より質」が重視されます(実際にはもうちょっと複雑になってはいますが)。
勉強も、基本的にはスポーツと同じなんです。
日々の勉強には「量」を求め、試験当日には「質」を求める。
そのために普段は、最高の働きは出来なくても、脳のピークを迎える前に勉強をはじめるのです。
そして本番には、頭を完全に起こして絶好調の状態で試験に臨むために、
試験時間の3時間前には起きて、ピークを持っていくわけなんです。

 ちなみに、スポーツにおいて最高の運動パフォーマンスを得るには、
運動開始5時間前には起きる必要があるそうです。
体が完全に起きるのは5時間後ということですね。