トップ   差分 バックアップ リロード   一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS

高3から1年で大学合格 -私の体験談と学習方針-/03_3年1学期

Last-modified: 2009-02-02 (月) 18:22:18 (3572d)

苦手分野に取り掛かり、基礎の基礎から徹底的に

 1学期前半の頃は、最後の春の大会を控えてまだ部活動を続けていたので
あまり勉強を強く意識することはありませんでした。
しかし、この頃から少しずつではありましたが、数学の苦手分野をつぶしていこうと
教科書を開いて勉強するようになりました。
筆者は理系なので、何よりもまず数学が出来ないと話にならないということで
数学からはじめたんだと思います。
内容としては、ベクトル、複素数平面(旧課程)、微分積分、数列など、
どれも重要なものばかりでした。
教科書のページをめくるたびに新たな発見があり、いかに今までサボっていたかを
しみじみと感じていたのを覚えています。
今思えばこの

  • 1学期のうちに苦手分野を克服する

という事をしていたのが、後々の学習を大いに効率的にしたのだと思います。
特にそれが「数学」という、比較的成績を伸ばすのに時間がかかる科目であったのも
今思えばよかったのだと思います。
1学期のうちに基礎中の基礎である言葉の定義(単位ベクトルとはどんなものか、∑は
どう解釈すればいいのか)やなぜこのような公式になるのかなどを知ったおかげで、
夏休みからの問題演習(正確には知識の道具化)にスムーズに入ることができました。
もっと言えば、この頃から英単語などの暗記もはじめておけばよかったなと思っています。
2学期が始まる直前まで単語の暗記をほったらかしにしていたため、終盤まで単語帳とにらめっこする
日々が続いてしまいました。
なのでこれから受験モードに入る方たちには

  • 1学期中に苦手分野(主に数学・英語など時間のかかる科目)の克服
  • 英単語や古文単語の暗記を開始

これらの事を意識して過ごしていってもらいたいと思います。
ようするに、基礎の基礎の学習を徹底するわけです。
そうすれば、夏以降の伸び具合が見違えるほどに良くなるはずです。

 また、部活引退後からはじめる場合、とにもかくにも時間が少ないということを
常に意識しておかなければなりません。
「まだ実際の入試まで期間があるから、なかなか自分が受験生であるという自覚が持てないよぉ」
なんて言ってる暇も惜しいくらいです。
ただでさえ時間がないのに、そんなこと言ってるとホントに落ちます。
勉強をまさに今はじめようとしている段階で、いかに自分の受験への意識を高められるか。
ここでの意識付けいかんで、最終的な到達ラインが大きく変わってくるといっても
過言ではないでしょう。
そのためにもまず、

  • 自分が目指したい分野をある程度決める
  • そしてその分野に強い大学を選び、志望校とする

これらのことを、出来るだけ早くしてしまいましょう。
志望校のレベルは、高ければ高いほどいいです。
高いレベルから低いレベルへの移行は簡単ですが、その逆はほぼ無理です。
後々の可能性を狭めないためにも、はじめから「ここだったら自分にもいけるかも」という感覚で
志望校を決めるのはやめましょう。
無謀とも思えるくらいのレベルに設定してもいいんです。
しかし、設定したならば本気でそこを目指す気持ちでいることを忘れないでください。
そうでなければ、せっかくの目標の意味がありません。
 そして、これからの1年弱の間、苦しい勉強生活が続くことへの覚悟を決めましょう。
苦しさに負けて挫折してしまえば、もう負けが決定です。受験は「戦争」ですから。

 

第1回全統記述模試

 6月の頭には、河合塾が行っている「全統記述模試」の、その年度第1回目を学校で
受けさせられました。
今までこの時期に模試を受ける事が無かったので、だんだんと受験が近づいてきているんだなと
感じたものです。
この模試での私の全国偏差値は

  • 物理:47.2
  • 数学:42.4
  • 化学:32.2

と、華々しい結果でありました。
化学の偏差値をみんなに自慢してまわった覚えがあります。(どうだ、すげー(低い)だろ!
順位で言えば、59000人中57000番。上に5万数千人の人がこの時点ではいました。
校内偏差値でさえも39.2。
しかしこの模試のおかげで、とにかく自分には基本的な知識が無いのだという事を
あらためて自覚できたのがよかったと思います。化学などはまず問題が何を言っているのかさえ
よくわかりませんでした。
このように(といってもこのケースは微妙ですが)、

  • 模擬試験から自分の弱点を探る

ことは非常に重要なことです。
受けたら受けっぱなし、返却されても見直し無しではなく、「弱点克服のための宝箱なんだ!」という
気持ちで、自分が間違えたところを見返しましょう。
人間ってのは不思議なもので、出来ないところはいつまでたっても出来ないんです。
しかし1度出来るようになれば、あとはずーっと出来るままです。
弱点は早めに克服してしまいましょう。
勉強は基本的に

  • 「得意をより得意に」よりも、「弱点を克服」

のほうがはるかに効率が良いです。
偏差値65を70に上げるのは大変ですが、偏差値30を55に上げるのは比較的簡単です。
55にもなれば、足を引っ張る科目ではなくなって来ます。
そうなれば、得意科目のアドバンテージも最大限に生かす事ができるようになるんです。
引退後から始める人にとっては、時間がないのでとにかく勉強効率が大事になってきます。
「弱点を克服」、この事を常に頭に入れておきましょう。

 と、ここで注意してもらいたいことがあります。
確かに私の理系科目の偏差値は上記のとおり散々なものでありましたが、英語に限っては
そこまでひどいものではなかったのです。57.4でした。それでもすごく高いわけではありませんけど。
しかし、私にとっての英語のように、何か一つでも自分の中で得意科目を持つことが出来ると、精神的にすごく安心します。
その教科が支えになるんですね。いわば心の大黒柱です。なので

  • はやいうちに、何か一つでも得意科目をつくる

こともすごく大事であると思います。
何でもいいですので「これは自信がある」といえる教科をつくりましょう。
特に、文系・理系ともに重要になる英語でそのような状態を作り出せればベストでしょう。
 ちなみに私の国語の成績は、ある模試では偏差値65オーバーでもある模試では偏差値45をきったりと
激しい波がありました。苦手意識もありましたし(とくに評論)得意科目では無かったですね。
 また「偏差値30から東大合格?」でも書きましたが、合格体験記などによくある
「偏差値30から有名大学合格!」というフレーズには十分注意してもらいたいと思います。

 

体育祭

 私の高校は、1学期の7月に体育祭がありました。
高校最後の体育祭は、思う存分楽しみましょう。
なにも体育祭に限ったことではありませんが、
高校の行事にはしっかりと参加して楽しんでおくことが重要だと私は思います。
高校生活というのはたったの3年間。そして高校での行事とは、その3年の間だけにしか
体験できない、ある意味ではこの世で一番貴重なイベントであるとも言えます。
卒業後にディズニーランドに何百回行っても、海外旅行へ何千回と行っても、
「高校の行事」というブランドがつくのは、高校が催すものだけです。
そんな貴重で思い出深い行事を、「受験勉強があるから」だとか、「ダルいから」といった事で
サボってしまうのはなんとももったいないことです。
受験だけに集中したいなら、高校は辞めましょう。そして、いい予備校へ通って
いい先生の授業を受けましょう。ソレが一番です。
しかし高校へ通うならば、勉強だけを学んでいるのでは値打ちがありません。
恋に、部活に、色んな行事を介したほかの生徒との交流に、もちろん勉強に、
高校にはさまざまな魅力があります。
どうせ高校へ通うなら、そんな全ての要素を吸収し尽くしてから卒業しましょう。
その頃には、人間的な魅力も持ち合わせたアナタになっているはずです。
そしてアナタがもし部活動に従事していたなら、少なくともあなたは今、
「部活」というかけがえのない経験を得ていることになります。