トップ   差分 バックアップ リロード   一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS

受験の前に知っておく18のこと/02_「現役で東大●●人合格!」の罠

Last-modified: 2009-05-23 (土) 05:01:04 (3289d)
Top / 受験の前に知っておく18のこと / 02_「現役で東大●●人合格!」の罠

「現役で東大●●人合格!」の罠

 予備校のチラシなどでは、
「現役で●●大学に●●人合格!」
だとか
「●●大学合格人数日本一!」
なんて言葉が並んだりします。

 ところで、
「東大合格者数10人」と銘打つ予備校Aと、
「東大合格者数200人」が謳い文句の予備校Bの2つがあるとき、
あなたはどっちを選びますか?
もし
「そんなの、東大合格者数200人の方に決まってるじゃん」と思ってしまったなら、

あなたはダマされやすいといえます。

よく考えて見てください。
確かに、東大合格者数10人と200人じゃ数においては雲泥の差があります。
しかし、東大志望者全員に対する合格率はどこにも書いてませんよね。
たとえば、予備校Aでの東大志望者数が全部で15人いたとすると、合格率は10÷15×100で約67%ですよね。
一方、予備校Bでの東大志望者数が全部で2000人いたとしたら、200÷2000×100で、なんとたったの10%になります。
よって、合格率で言えば、圧倒的に予備校Aのほうが勝っています。つまり、Aを選ぶほうが賢い選択ですよね。
 しかしついつい、合格者そのものの「数」にだけ目を奪われて、合格「率」に気づかないことが多々あります。
大手予備校になるとその傾向が強くなります。名の知れた予備校になれば、それだけ生徒数もものすごく多いわけで、
言ってしまえば東大合格者・京大合格者・医学部合格者が大量にいて当たり前なんですよ。
母体となる人数が多いんですから。

 一番大事なのは、「数」ではなく「率」です。正確な割合を知ることはなかなか難しいでしょうが、
少なくとも合格者数そのものだけに惑わされないように、注意してもらいたいと思います。
 また、合格者割合以上に大事なのが、「自分がその予備校にあっているか否か」です。
予備校を選ぶときに、
「あそこは難関大の合格実績が高いから、中堅大を志望する自分もきっと実力が伸ばせるはず」
なんていって選ぶのは、適当すぎるのにもほどがあります。
 難関大を目指す人たちは、元々日頃から努力をして、ある程度のレベルにあるわけです。
そういった人たちがさらにグングン力を伸ばしている授業だからといって、
それが日頃あんまり努力してなかった人たちに合うとは限りませんよね。普通に考えて。
 合格実績を見るのも大事ですが、予備校にも合う・合わないがあるわけなので、
第一にそこを重視することを念頭においてください。